blue coffee

馬場俊英 blue coffee專輯

12.軽井沢

作詞:馬場俊英
作曲:馬場俊英

最後の言葉は言えないまま ふたり
かりそめに歩きはじめたけど
どこにも行けずに ここにも居れなくて ただ 夢の名残りの中

千切れた花びらにさえ 季節がまた巡り
果てしない眠りから覚めた サナギのように 羽根を広げている

トンボの坂道で 見上げた雲のような
面影が風に乗り 肩に止まるたび (Do you remember?)
何度も嬉しくて 言葉を探すけど
また空に消えてゆく そうだね 君はもういないんだね

もう一度 あの場所に戻っても またこの道を選ぶだろうか

夜空に輝く星も いつかは砕け散る
儚い命の終わりに 繭を破って 生まれ変われるのさ

レンゲの畦道を 舞い踊る蝶のような
木漏れ日に 人影が不意に見えるたび (Do you remember?)
何度も嬉しくて 近づいても 風が
吹き抜けて行くだけさ そうだね 君はもういないんだね

小さな町外れのポストから君に贈った言葉

トンボの坂道で 見上げた雲のような
面影が風に乗り 肩に止まるたび (Do you remember?)
何度も嬉しくて 言葉を探すけど
また空に消えてゆく そうだね 君はもういないんだね